【11月22日 CGTN Japanese】2022年北京冬季オリンピック張家口競技エリアにある山地中継センターでは、技術集中エリアというコンセプトが初めて導入され、そのための本体施設の工事が21日に完了しました。

 張家口山地中継センターは2022年北京冬季オリンピック張家口競技エリアの中心部に位置し、本体建築とスタジオの二つの部分からなります。本体の延べ床面積は約1万2千平方メートルで、4つの独立した中継用技術エリアが設けられています。スタジオの延べ床面積は約8000平方メートルで、上、中、下の3階に分かれ、10のスタジオが設けられていて、16の放送権を所有するライツホルダーに提供されます。

 技術集中エリアは、16あるライツホルダーのマスター・コントロール・ルームを二つの独立したエリアに集中させていて、温度管理のための消費電力の大幅削減につながると同時に、電波伝送の安全性と信頼性も確保できるということです。

 なお、北京2022年冬季オリンピック・パラリンピック開催期間中、張家口競技エリアの山地中継センターは24時間無休でサービスを提供するということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News