南野得点のリバプールがアーセナル下す、 マンUは監督解任へ
このニュースをシェア
【11月21日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは20日、第12節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は公式戦10戦無敗のアーセナル(Arsenal)を4-0で下し、暫定2位に浮上した。
代表期間による中断前の試合でウェストハム(West Ham)に敗れ、25試合続いていた公式戦での無敗がストップしたリバプールは、本拠地アンフィールド(Anfield)で39分にサディオ・マネ(Sadio Mane)がヘディングでゴールラッシュの口火を切ると、後半にジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)、モハメド・サラー(Mohamed Salah)、そして南野拓実(Takumi Minamino)が加点した。
一方、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はワトフォード(Watford FC)に1-4で敗れ、オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は解任されることになった。
ここ7試合で1勝ながらもスールシャール監督が指揮を執り続けるユナイテッドは、首位と12ポイント差の7位に沈んでいる。
監督交代への圧力が強まる中、クラブは指揮官を信頼し続けてきたが、またしても悲惨な結果になったことを受けて方針を転換したようで、この日の夜に開かれた緊急取締役会でスールシャール体制に終止符を打つことで合意したと英紙が報じた。
試合後、敵地に駆けつけたファンに両手を上げて謝罪したスールシャール監督は「『申し訳ない』と言わなければならないときもある。ファンの気持ちは分かる。自分も彼らと同じ気持ちだ」とコメントした。
首位チェルシー(Chelsea)はレスター・シティ(Leicester City)を3-0で下し、2位との勝ち点差を4とした。
アストン・ビラ(Aston Villa)は終盤の2得点でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に2-0で勝利し、スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)監督の初陣を白星で飾った。
ジェラード監督を迎えてビラ・パーク(Villa Park)で最高のスタートを切ったアストン・ビラは、チャンピオンシップリーグ(2部)降格となる18位との差を4ポイントとした。
敵地モリニュー・スタジアム(Molineux Stadium)に乗り込んだウェストハムは、ラウル・ヒメネス(Raul Jimenez)のゴールでウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に0-1で敗れ、2位浮上のチャンスを逃した。(c)AFP/Kieran CANNING