【11月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のMFヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)が19日、新型コロナウイルスの陽性者と接触して再び自宅隔離に入り、少なくとも2試合を欠場する見通しとなった。

 リーグ首位に立つバイエルンは、この日のFCアウクスブルク(FC Augsburg)戦を欠場したキミッヒに関するニュースを発表。ワクチンを接種していない26歳の同選手は、代表戦期間中に陽性が確認されたチームメートのDFニクラス・ズーレ(Niklas Suele)と接触して隔離を強いられ、16日に措置が解除されたばかりだった。

 キミッヒはアウクスブルク戦に続き、23日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)のディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)戦を欠場するとみられる。バイエルンはすでに、同大会でのベスト16入りが決まっている。

 バイエルンのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)氏は、ワクチン接種を望まない選手がいることをクラブが容認していると話しており、クラブ内ではキミッヒに加えサージ・ナブリー(Serge Gnabry)、ジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)、エリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)だけが未接種と伝えられている。

 クラブの本拠地があるバイエルン(Bavaria)州では、ワクチン接種が完了、もしくは新型コロナから回復したファンのみが試合の観戦を認められているが、選手に義務付けられているのは検査での陰性証明だけとなっている。(c)AFP