【11月19日 AFP】米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)と同小売り・IT大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は18日、レジ無し技術を使用した新型のコーヒーショップを米ニューヨークにオープンした。

 マンハッタン(Manhattan)の共同店舗には、アマゾンの実店舗「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」で使われている「ジャスト・ウオーク・アウト(Just Walk Out、そのまま外に出るの意)」と呼ばれる技術が導入されている。

 利用者はスターバックスのアプリか、アマゾンのコードを使って注文し、引き取りに行く。購入した品はセンサーとカメラで記録され、レジ係とのやり取りは無い。

 スターバックスのコーヒーやサンドイッチ、アマゾン・ゴーのサラダやスナックの他、地元のケータリング業者や料理店のメニューも扱っている。ラウンジには仕事用の個室ブースや、電源とUSBポートを備えた大きなテーブル席がある。平日午後10時までの営業。

 スターバックスとアマゾンは来年、同様の営業形態の店をさらに2店舗オープンする計画。1店はマンハッタン中心部にある米主要紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の社屋内に出店する。(c)AFP