【11月18日 CGTN Japanese】中国国務院は17日の常務会議で、石炭のクリーンで効率的な利用を支援するため、2000億元(約3兆5800億円)規模の特別再融資枠を設立することを決定し、グリーンで低炭素な発展を推し進めます。 

 今回設立された3兆円規模の特別再融資枠は、石炭のグリーンでスマートな採掘やクリーンで効率的な加工、石炭発電のクリーンで効率的な利用、工業のクリーン燃焼とクリーンな熱供給、民間用クリーン暖房、石炭資源の総合的利用などの支援に特化するものです。  

 復旦大学金融研究院の研究員、董希淼(Dong Ximiao)氏によりますと、石炭のクリーンで効率的な利用水準の引き上げには金融支援が欠かせません。特別再融資枠は「量」と「価格」の両面から、石炭のクリーンで効率的な利用を支援し、低炭素でグリーンな発展を推し進めるために安定した低コストの資金を提供します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News