【11月16日 AFP】女子テニス、WTAファイナルズ(2021 WTA Finals)は15日、メキシコ・グアダラハラ(Guadalajara)でシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-7(1-7)、7-6(8-6)、3-6で第4シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に敗れ、準決勝進出を逃した。

 サバレンカは勝負どころでポイントを取れなかったほか、19本のダブルフォールトを犯してサービスゲームで崩れたことを嘆く結果となった。

 サバレンカは「多くのチャンスがあったのに生かせなかった」と悔やみ、「試合を通してサーブにかなり苦戦した。感覚をつかんだ場面もあれば、何もできないときもあった。サーブは信じられないようなひどさだった」と語った。

 対するサッカリは2時間47分の長丁場を制し、第8シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)との準決勝に駒を進めた。

 サッカリは「お互い浮き沈みの激しい試合だった」と振り返り、「単にどちらがリスクを冒すかという問題だった。最終的にはとにかく気持ちの入ったプレーをして頑張ったから、立て直せたのだと思う」と話した。

 16日に行われるもう一つの準決勝では、第7シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)が第6シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)との同胞対決に挑む。

 すでに4強入りが確定していたバドサは、この日行われたラウンドロビン最後の試合で、すでに敗退が決まっていた第5シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)に5-7、4-6で敗れた。(c)AFP