【11月15日 AFP】21NFLは14日、第10週の試合が行われ、QBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)が復帰したグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)は、同じく先発QBが復帰したシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)に17-0で勝利した。

 雪がちらつく中での試合に臨んだパッカーズは、ロジャースが物議を醸した離脱から10日ぶりに復帰。パス37本中23本成功で292ヤード獲得、インターセプトが1回とプレーは平凡だったが、チームはAJ・ディロン(AJ Dillon)が第4クオーターに2本のタッチダウンランを決め、本拠地ランボー・フィールド(Lambeau Field)の5万4300人のファンの前で完封勝利を収めた。

 シーホークスのQBラッセル・ウィルソン(Russell Wilson)も、指の手術を受けたため3試合を欠場してキャリア初の離脱を経験し、この日が復帰戦だったが、こちらは試合勘が欠けていたように見え、パス40本中20本成功で161ヤード獲得、インターセプトが2回という成績だった。

 スーパーボウル(Super Bowl LV)王者のタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)はQBトム・ブレイディ(Tom Brady)が第1クオーターに2本のインターセプトを許し、19-29でワシントン・フットボールチーム(Washington Football Team)にまさかの敗戦を喫した。連敗のバッカニアーズはこれで6勝3敗、勝利したワシントンは3勝6敗となった。

 デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)はオーバータイムの末に16-16でピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)と引き分け、低調なパフォーマンスながら昨季から続く連敗を12試合で止めた。

 カロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)は34-10でアリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)を撃破。パンサーズ復帰後の初戦だったQBキャム・ニュートン(Cam Newton)が、パスとランで1本ずつタッチダウンを決めた。

 ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は45-7でクリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)に、ダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)は43-3でアトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)にそれぞれ大勝した。(c)AFP