ポルトガルが終盤の失点でPOへ スペインはW杯出場権獲得
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【11月15日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選は14日、各地で最終節が行われ、グループAのポルトガルは試合終了間際の失点でセルビアに1-2で敗れ、本大会に出場できるかどうかはプレーオフの結果次第となった。
ホームのポルトガルはレナト・サンチェス(Renato Sanches)のゴールで開始2分に先制したが、前半残りの時間はセルビアに主導権を握られ、ドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)に同点弾を許した。
キャリア通算800得点目のチャンスもあったクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)だが、これをものにできず沈黙の時間が続いた。
そして後半アディショナルタイムが近づく中、セルビアはアレクサンダル・ミトロビッチ(Aleksandar Mitrovic)が決勝点をマークした。
この結果、1998年のW杯から主要国際大会に出場し続けているポルトガルがカタール行きの切符を手に入れるには、来年3月に行われるプレーオフで、油断できない一発勝負を二つも乗り越えなければならなくなった。欧州選手権(UEFA Euro)で史上最多5度の出場を果たしているロナウドは、来年のカタール大会でこちらも史上最多タイとなる5度目のW杯出場を目指している。
グループBではスペインがスウェーデンに、グループHではクロアチアがロシアにそれぞれ1-0で勝利し、共に本大会の出場権を手にした。
セビリア(Seville)にスウェーデンを迎えたスペインは、86分にアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)がネットを揺らし、なんとかプレーオフ行きを免れた。
一方、本拠地スプリト(Split)での一戦に臨んだクロアチアは、フョードル・クドリャショフ(Fyodor Kudryashov)の終盤のオウンゴールが決勝点となった。
すでに本大会出場を決めているグループJのドイツは、イルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)の2得点などでアルメニアを4-1で下し、最終戦を白星で飾った。
同組ではアイスランドに3-1で勝利した北マケドニアが2位の座を確保し、プレーオフに駒を進めた。(c)AFP
