【11月14日 AFP】男子テニス、ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ(2021 Next Gen ATP Finals)は13日、イタリア・ミラノ(Milan)で決勝が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が4-3(7-5)、4-2、4-2で第2シードのセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)をストレートで下し、優勝を飾った。

 18歳のアルカラスは、コルダを圧倒して1時間22分で決着をつけ、若手選手の中で最も高く評価されている理由を示した。

 アルカラスはオンコートインタビューで「最高の気分だし、この大会で優勝できたことは自分にとって大きい。今はとてもうれしい」と喜び、「室内コートでこのレベルのプレーができたことに、自分でも驚いている」と話した。

 一方、アルカラスよりも3歳年上で、同じく全勝で勝ち上がってきたコルダだったが、決勝では強烈なショットを打ち込んでくるアルカラスに歯が立たなかった。

 それでもコルダは「自分にとっては信じられない1年で、来年はたくさんの新しいことが待っている」と話し、「何日か休みを取り、それからもう一段上に行けるように仕事に戻りたい」と続けた。(c)AFP