【11月14日 CGTN Japanese】中国が自主開発した線路の補強や補修を行う鉄道車両の運用が10日、中国中部の湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)で始まりました。

 この車両は世界初の、レールに対するレーザー焼入れ技術とレーザークラッディング技術を利用した専用作業車両です。車両には6キロワット級のファイバーレーザー発生装置が2台搭載されており、自主開発のレール用レーザープロセッシングシステムが備えられています。またスマート制御が可能であり、作業速度は1時間54メートルに達します。さらに1回のレーザー処理で一般線路のレールの使用寿命を3倍以上延ばすことができ、処理を繰り返せば寿命を10倍以上延ばすことができるため、レール交換の回数を大幅に減らすことができます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News