【11月17日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選は16日、各地で最終節が行われ、グループGのオランダはノルウェーを2-0で下し、2大会ぶりとなる本大会出場を決めた。

 ロッテルダム(Rotterdam)での最終節で引き分け以上の結果を残せば組首位通過が決まる状況だったオランダは、負傷中のルイス・ファン・ハール(Louis Van Gaal)監督がスタンドから見守る中、ステーフェン・ベルフワイン(Steven Bergwijn)とメンフィス・デパイ(Memphis Depay)の終盤のゴールで勝利。

 欧州ではデンマーク、ドイツ、フランス、ベルギー、クロアチア、スペイン、セルビア、スイス、イングランドに続き、残り一つとなっていた自動出場権を手にした。

 他の試合ではトルコが敵地でモンテネグロに2-1で逆転勝ち。ノルウェーを抜いて2位に浮上し、来年3月のプレーオフに進むことになった。

 トルコの他には欧州選手権(UEFA Euro 2020)を制したイタリア、ポルトガル、スコットランド、ロシア、スウェーデン、ポーランド、ウェールズ、北マケドニア、ウクライナ、チェコ、オーストリアのプレーオフ進出が決まっており、組み合わせ抽選会は26日に予定されている。

 グループEのウェールズは、キャプテンのギャレス・ベイル(Gareth Bale)を負傷で欠きながらもホームでベルギーと1-1で引き分けた。この結果、ウェールズはプレーオフのシード権を獲得し、準決勝をホームで戦うことになった。

 グループDのフィンランドはホームでフランスに0-2で敗れ、プレーオフ進出を逃した。同組では、ボスニア・ヘルツェゴビナを2-0で下したウクライナがプレーオフに駒を進めた。(c)AFP