【11月12日 AFP】ボクシング、WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(Ryota Murata)とIBFの同級王者ゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)が、来月29日にさいたまスーパーアリーナ(Saitama Super Arena)で統一戦を行うことが12日に発表された。

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 2012年ロンドン五輪の金メダリストで、35歳の村田は、このファイトは「歴史の一部」になると語った。

 2019年12月の防衛戦でスティーブン・バトラー(Steven Butler、カナダ)を倒し、レギュラー王座を維持してから約2年ぶりのリング復帰となる村田だが、サウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)がスーパーミドル級に上がってWBAミドル級のベルトを返上したことにより、空位になった同級のスーパー王者となっている。

 一方、「GGG」の愛称で知られる39歳のゴロフキンは、昨年12月のタイトルマッチで指名挑戦者カミル・シェルメタ(Kamil Szeremeta、ポーランド)から4度ダウンを奪って7回TKO勝ちを収めて以来、約1年ぶりのファイトとなる。

 戦績は村田が16勝2敗、ゴロフキンは41勝1敗1分けとなっている。(c)AFP