【11月12日 AFP】女子テニス、WTAファイナルズ(2021 WTA Finals)は11日、メキシコ・グアダラハラ(Guadalajara)でシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第7シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)が第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)を6-4、6-0で下し、白星発進を切った。

 今季世界70位のスタートから現在同10位までランキングを上げているバドサは、優勝した先月のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)のときのようなパフォーマンスを見せた。

 一方、全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)後は2試合しかこなしていなかったサバレンカは、第1セットを4-2でリードしていた。しかし、標高の高い過酷な環境の中で勢いを保つことができず、逆にバドサがそこから10ゲーム連取で勝利を手にした。

 他の試合では、第4シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が第5シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)に6-2、6-4で勝利。次戦はバドサがサッカリと、サバレンカがシフィオンテクとそれぞれ対戦する。

 女子のシーズン最終戦となるWTAファイナルズでは、出場する8選手が4人ずつの2グループに分かれて総当たり戦を行い、各組の上位2人が準決勝に進出する。(c)AFP