【11月12日 AFP】男子テニス、ストックホルム・オープン(Stockholm Open 2021)は11日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は2-6、6-3、3-6で世界52位のトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に敗れ、ベスト4入りを逃した。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇る元世界1位のマレーを撃破した24歳のポールは、「彼はレジェンドだけれど、きょうはいくつかベストのプレーができた」とコメント。「彼は(第1シードのヤニック・シナー<Jannik Sinner、イタリア>との)きのうの試合が長丁場だったので、走らせ続けるのが戦略だった」と明かした。

 ポールは準決勝で、同胞のフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe)に挑むことになった。第8シードのティアフォーは1-6、6-1、6-1で第4シードのダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)に逆転勝ちを収め、4強入りを決めた。

 第2シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)は6-4、6-3でオランダのボティク・ファン・デ・ザンスフルプ(Botic Van de Zandschulp)を一蹴し、ATPツアー通算100勝目を記録。準決勝では、子どもの頃からの友人である同胞のデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov)と激突する。

 2019年の前回大会で優勝している第3シードのシャポバロフは4-6、6-3、7-5でフランスのアルトゥール・リンデルクネシュ(Arthur Rinderknech)を退けた。(c)AFP