【10月8日 AFP】男子テニス、四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇るアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7日、ソーシャルメディアで捜索を呼び掛けていた結婚指輪とテニスシューズが戻ってきたことを明らかにし、拡散に協力してくれたフォロワーに感謝した。

 マレーはBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)が行われている米インディアンウェルズ(Indian Wells)からインスタグラム(Instagram)に投稿したメッセージで、「信じられるかな…、指輪とシューズが戻ってきた!」と明かした。シューズに関しては「まだ、ひどい臭いがする」と付け加えながらも、「最高の気分に戻れた」とつづった。

 マレーはこの前日、大会会場での練習後に臭いが残っていたテニスシューズを車の下で一晩乾かし、翌朝戻ってみたら無くなっていたことをソーシャルメディアで明かし、協力を求めていた。指輪がシューズに付いたままだったことは、自身のトレーナーに指輪のことを聞かれて思い出したという。

「プレーするとき、結婚指輪はテニスシューズに結んでおくことにしている。はめたままではプレーできないからね」

 指輪とシューズが戻ってきた経緯の詳細は明らかにしなかったものの、ホテルのセキュリティーと「何度か電話で」やり取りしたというマレーは、インスタグラムに投稿した動画で「全てのメッセージやこの話をシェアしてくれたことに、とても感謝している」と語った。(c)AFP