【11月9日 AFP】スペインは8日、規則を緩和し、治安警察官が人目に触れる場所にタトゥーを入れることを認めた。

 内務相によると、「憲法上の価値観に反したり、治安警察(Guardia Civil)の規律やイメージを害したりする表現が含まれていない限り」治安警察官は体のどこにでもタトゥーを入れることができる。「制服警官に人目に触れる場所へのタトゥーが認められるのは初めて」としている。

 治安警察はスペインで最も歴史の古い警察組織で、地方部でのパトロールや捜査を担当する。

 タトゥー人気の高まりを受けて、世界中の警察組織がタトゥーを規制している。米ロサンゼルスの警察やフランスの憲兵隊は、勤務中にタトゥーを隠さなければならないと定めている。(c)AFP