【11月9日 AFP】サウジアラビアの政府系ファンドを中心とするコンソーシアムに買収されたイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)は8日、チャンピオンシップリーグ(2部)のボーンマス(AFC Bournemouth)を率いたことで知られるエディ・ハウ(Eddie Howe)氏を新監督に迎えると発表した。

 今季ここまで未勝利で残留圏と5ポイント差の19位に低迷し、新監督探しに長い時間を割いていたニューカッスルは、43歳のハウ氏を指揮官として迎えることになった。

 買収から約2週間が経過した前月20日、金満クラブの仲間入りを果たしたニューカッスルではチームを率いていたスティーブ・ブルース(Steve Bruce)氏が「相互合意」の下で退任していた。

 ニューカッスルによれば、第一希望ではなかったハウ氏との間で「2024年夏まで」の契約を結んだという。

 1969年を最後に主要タイトルから遠ざかっているものの、熱狂的かつ幅広いファン層を抱え、名声と歴史を兼ね備えるニューカッスルを指揮することができ「とても光栄」だと、ハウ氏は話した。

 ハウ氏は「これは素晴らしい機会であり、同時にたくさんの任務も待ち構えている。練習場に足を踏み入れ、選手たちと一緒に仕事を始めたい」とコメントした。

 ハウ氏のニューカッスルでの初陣は、代表ウイーク明けの20日に行われるブレントフォード(Brentford FC)とのホームゲームになる見通し。(c)AFP