PSGがボルドーに競り勝つ、ネイマール2得点の活躍
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【11月7日 AFP】21-22フランス・リーグ1は6日、第13節の試合が行われ、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が前半にキレのある動きで2点を挙げて限界説を一蹴したパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)が、3-2でボルドー(FC Girondins de Bordeaux)に勝利した。
今季の得点は9月にPKで決めた1点だけだったネイマールは、26分と43分にいずれもキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)との絡みから2点をマークした。
PSGを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、ネイマールについて「彼はとても良いゲームをして、2点を挙げた。攻撃の選手にとって得点は重要だ」と話した。
負傷中のリオネル・メッシ(Lionel Messi)を欠いたPSGは、エムバペも得点を記録して拮抗(きっこう)した試合で2人のスーパースターが違いを作った。
ペナルティーエリア内の左サイドで浮き玉のパスを受けたネイマールは、中に切れ込んで相手DF2人の間を抜くシュートをニアに沈めて先制点を挙げると、2点目では相手数人をかわしてエムバペとのワンツーのリターンを受けると、またしてもニアにシュートを沈めた。
ネイマールは10月、「これ以上サッカーに向き合う精神力があるか分からない」として来年のW杯カタール大会(2022 World Cup)が自身最後の大会になるだろうと述べており、意欲の衰えを指摘する声が上がった。
ボルドーのDFに前からプレスをかけたPSGは、63分にはエムバペが3点目をマーク。2人のスターの活躍で試合は決まったかに見えたが、ここからボルドーは反撃に出た。
ボルドーは78分、ボール保持を放棄したPSGからアルベルト・エリス(Alberth Elis)が得点し望みをつなぐと、アディショナルタイム2分にはペナルティーエリア内でジミー・ブリアン(Jimmy Briand)との素早いパス交換からムバイエ・ニアン(M'Baye Niang)が移籍後初得点をマーク。1点差に迫ったが、その後PSGが試合を再開させるとすぐに終了のホイッスルが吹かれた。
ポチェッティーノ監督は、「われわれはミスを二つした。その二つのミスから2点が生まれた。もっと早く試合を終わらせることができたはずだ。3-0のリードから2ゴールを許してはないけない」と試合を振り返った。(c)AFP/Peter BERLIN