【11月7日 AFP】ラグビーテストマッチが6日、ダブリンのアビバ・スタジアム(Aviva Stadium)で行われ、日本は5-60でアイルランドに大敗した。

 アイルランドでは、代表100キャップを刻んだ36歳のSOジョニー・セクストン(Johnny Sexton)が16得点をマークし、後半の早い時間帯にトライを決めると客席からスタンディングオベーションを受けた。さらにコンバージョンキックも成功させて満面の笑みを浮かべ、60分過ぎに再びスタンディングオベーションを浴びながら交代した。

 完全に一方的な展開になる中で、アイルランドはアンドリュー・コンウェイ(Andrew Conway)が3トライを決め、こちらも代表戦100試合出場を果たしているシアン・ヒーリー(Cian Healy)のトライで大勝劇を締めくくった。

 試合後に行われたセクストンのインタビューは、観客の大歓声でほとんど聞き取れないほどだったが、セクストンは感極まった様子で「自分と家族にとって信じられない一日になった。きょうも家族のほとんどがここへ来ていて、その多くがケリー(Kerry)郡から足を運んでくれた」と話し、「コーナーへのトライで受けた歓迎は、僕のキャリアでも一番記憶に残る瞬間になったし、一生忘れないだろう」と続けた。(c)AFP