【11月5日 AFP】ラグビーアイルランド代表は4日、秋のテストマッチシリーズとして6日に行われる日本戦の登録メンバーを発表し、主将として先発するSOジョニー・セクストン(Johnny Sexton)が、代表通算100キャップを記録することになった。

 2009年のフィジー戦で代表デビューを果たしたセクストンは、自身初となる日本戦でテストマッチ通算100試合の節目を迎え、母国の名選手であるブライアン・オドリスコル(Brian O'Driscoll)氏やポール・オコンネル(Paul O'Connell)氏らの仲間入りを果たすことになった。

 この日記者会見に臨んだアイルランド代表のアンディ・ファレル(Andy Farrell)ヘッドコーチ(HC)は、セクストンについて「一世代に一人の選手」と称賛した。

 36歳のセクストン本人は2023年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)まで現役を続行する意向を示しているが、来年のシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2022)後にアイルランドラグビー協会(IRFU)との1年契約が更新されるかが、その前に問題となる。

 しかしファレルHCは、セクストンが今もチームの基準であり、今回リザーブとなったジョーイ・カーベリー(Joey Carbery)のようなライバル選手たちが世代交代を果たすには、まだまだ先が長いとの認識を示した。

「彼(セクストン)は簡単に諦めたりしない。誰だって、ふさわしくない人には譲りたくないものだ。そんなのはチームではない」

 日本戦に臨むアイルランドの登録メンバーは以下の通り。

先発メンバー:アンドリュー・ポーター(Andrew Porter)、ローナン・ケレハー(Ronan Kelleher)、タイグ・ファーロング(Tadhg Furlong)、タイグ・バーン(Tadhg Beirne)、ジェームズ・ライアン(James Ryan)、ケーラン・ドリス(Caelan Doris)、ジョシュ・バンダーフリアー(Josh Van der Flier)、ジャック・コナン(Jack Conan)、ジャミソン・ギブソンパーク(Jamison Gibson-Park)、ジョニー・セクストン、ジェームズ・ロウ(James Lowe)、バンディー・アキ(Bundee Aki)、ギャリー・リングローズ(Garry Ringrose)、アンドリュー・コンウェイ(Andrew Conway)、ヒューゴ・キーナン(Hugo Keenan

リザーブメンバー:ダン・シーハン(Dan Sheehan)、シアン・ヒーリー(Cian Healy)、フィンレイ・ビーラム(Finlay Bealham)、イエイン・ヘンダーソン(Iain Henderson)、ピーター・オマホニー(Peter O'Mahony)、コナー・マレー(Conor Murray)、ジョーイ・カーベリー、キース・アールズ(Keith Earls

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