【11月6日 AFP】ボクシング、WBAスーパー、WBC、WBO世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)と、IBF同級王者カレブ・プラント(Caleb Plant、米国)が5日、統一戦を控えた前日計量をパスした。

 米ラスベガス(Las Vegas)のMGMグランド・ガーデン・アリーナ(MGM Grand Garden Arena)で行われる一戦で、圧倒的に有利とみられている31歳のアルバレスがリミットの76.2キロを計測したのに対し、29歳のプラントは75.7キロでクリアした。

 9月にロサンゼルスで開かれた記者会見では、フェースオフの際にカネロ(Canelo)ことアルバレスがパンチを見舞い、プラントが右目の下を切って流血する場面があった。

 この日は待望のファイトに向けた計量を終えた後、スタッフによって1メートル半の距離で引き離され、それ以上は互いに近づけなかったが、ののしり合いを繰り広げた。

 今回の試合でアルバレスが4団体全てのベルトを獲得すれば、世界ボクシング機構(WBO)が世界タイトル戦の認定を開始した1988年以降では史上6人目の快挙となる。(c)AFP