【11月5日 AFP】サッカーヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)は4日、グループG第4節が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はホームでフィテッセ(Vitesse Arnhem)に3-2で勝利し、アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督の初陣を白星で飾った。

 孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)らのゴールで30分までに一気に3点のリードを奪ったトッテナムは、その後すぐに相手の反撃を許して1点差に詰め寄られると、後半には退場者を出して数的不利になった。しかし最終的にはフィテッセ側に2枚のレッドカードが提示された中でそのまま逃げ切った。

 労働許可証が届いたばかりながらトッテナムでの初陣に臨んだコンテ監督は、英BTスポーツ(BT Sport)で「クレイジーな試合だった」と良い面と悪い面の両方が出た一戦を振り返り、「普段であればこういった種類の試合は好まない。クレイジーな試合とは、どんなことだって起こり得るという意味だ。だが同時にチームは勝利にふさわしかったと思うし、実際に勝つことができた」と続けた。

「戦術的にもフィジカル的にも多くの側面に取り組まねばならないから、もう少し辛抱が必要だ。私はその任務を恐れていない。それができて初めて重要な目標も達成できると分かっている」

 これでトッテナムは組首位のレンヌ(Stade Rennes FC)と3ポイント差の2位に浮上している。(c)AFP