【11月4日 AFP】女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2020-21)は3日、チェコ・プラハで決勝ラウンドが行われ、グループAでは前回大会の2019年フェドカップ(Fed Cup 2019)で優勝したフランスがロシアテニス連盟(RTF)に敗れ、敗退が決まった。

 フランスはクララ・ビュレル(Clara Burel)がエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova)に3-6、6-4、6-3で勝利し、第1試合をものにした。

 しかし、第2試合ではアリーゼ・コルネ(Alize Cornet)がアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)に7-5、4-6、2-6で黒星。この結果、勝ち上がりまであと1勝と王手をかけていたロシア連盟の突破が決まった。

 第3試合のダブルスではベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)/リュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)組がビュレル/コルネ組を6-2、6-1で下し、ロシア連盟が2勝1敗でフランスを撃破した。

 ロシア連盟は準決勝で米国と対戦する。

 同日スペインと顔を合わせたグループCの米国は、スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)がヌリア・パリサス・ディアス(Nuria Parrizas Diaz)を6-4、6-4で下すと、第2試合もダニエル・コリンズ(Danielle Collins)がわずか59分でサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo)に6-1、6-0で完勝。

 最後のダブルスは落としたが、スペインを2勝1敗で下して4強入りを決めた。

 4日のグループステージ最終戦では、オーストラリアがベラルーシと、チェコがスイスと対戦する。四つのグループの首位同士が顔を合わせる準決勝は5日に行われ、決勝は6日に予定されている。(c)AFP/Jan FLEMR