【11月4日 AFP】欧州連合(EU)は4日、イラン核合意の再建に向けた同国と関連国間の協議を、29日からオーストリアの首都ウィーンで再開すると発表した。

 EUによると、協議には核合意に残留する英国、中国、フランス、ドイツ、ロシアが参加する予定。イランの交渉責任者を務めるアリ・バゲリ(Ali Bagheri)外務次官もツイッター(Twitter)への投稿で、29日にウィーンで協議を再開することを認めた。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の命令により2018年に核合意から離脱した米国は、イランが米国の制裁への報復として進めている核開発を撤回することを条件に、核合意に復帰する用意があるとしている。米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官は記者会見で、イランが「真剣」であれば合意は可能だと述べた。(c)AFP