【11月3日 AFP】21MLBは2日、ワールドシリーズ(7回戦制)の第6戦が行われ、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)は7-0でヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に大勝し、通算4勝2敗で1995年以来となる世界王者に輝いた。

 ブレーブスでは、ここ数回の登板でふがいない投球に終わっていた先発マックス・フリード(Max Fried)が6回を投げ6奪三振、無失点に抑えると、打線も大量点で援護し、長打で得点を重ねた。

 指名打者のホルヘ・ソレーア(Jorge Soler)が3回に飛距離136メートルの特大の3点本塁打を場外へ飛ばし、ダンズビー・スワンソン(Dansby Swanson)も5回に2点本塁打を記録してリードを5点と大きく広げると、7回にはフレディ・フリーマン(Freddie Freeman)がソロ本塁打をマークした。

 最後は守護神ウィル・スミス(Will Smith)がユリエスキ・グリエル(Yuli Gurriel)を遊ゴロに仕留め、選手たちはグラウンドで喜びを爆発させた。

 フリーマンは「この街では、みんなが優勝を長い間待ち望んでいた。それをもたらすことができてうれしい」とコメントした。

 一方、フリードが見事な投球を披露したブレーブスとは対照的に、アストロズは最後まで投手陣を立て直せず、ルーキーの先発ルイス・ガルシア(Luis Garcia)が本拠地の4万2060人の観客の前で序盤にノックアウトされると、その後は小刻みな継投を見せたが失点を止められなかった。(c)AFP