【11月3日 AFP】男子テニスのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は2日、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了したと明かし、2022年最初の四大大会(グランドスラム)となる全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)への準備のために、12月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われるエキシビション大会での復帰を目標にしていると語った。

 昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)を制したティエムは、ワクチンを接種しているかどうかを明かしていないノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)やダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)とは違い、新型コロナワクチン接種済みだと明言した。

 ワクチン接種の問題は、来年1月17日から30日までメルボルンで開催される全豪オープンを控え、世界のテニス界で議論の中心となっている。公式発表によれば、ワクチンを接種していない選手は大会の特別な免除を得られないため、ジョコビッチが出場できない可能性もある。

 そういった心配はなくなったティエムは、全豪オープンに先駆けて行われるムバダラ・ワールド・テニス選手権(Mubadala World Tennis Championship)に出場すると、地元ウィーンで発表した。

 先週、オーストリアの保健相からワクチン接種を勧められたというティエムは「言うまでもなく、どちらの大会にも出場するにはワクチンが必要で、自分の場合はすでに接種している」とコメントしている。

 世界ランク12位につけるティエムは、8月に手首を痛めて以来コートから遠ざかっており、復帰を目指している。(c)AFP