【11月3日 AFP】ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)は、鉄道工事予定地で保護対象生物の有無を確認するため「野生生物探知犬」を導入している。探知犬は、建設計画を迅速に進めるための手助けをしてくれる。

 ドイツでは、建設予定地に保護の対象となっている生物がいないか調査することが法律で義務付けられている。

 保護すべき生物がいれば、現地で保護、あるいは別の場所に保護区を用意しなければならない。工事開始後に保護すべき生物が見つかれば、工期の遅れや建設中止もあり得る。

 調査員が現地を調べる従来の方法では1年ほどかかるプロセスが、探知犬を使えば2か月以内で終わるという。

 映像は10月26日撮影。(c)AFP