【10月31日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは30日、第10節の試合が行われ、前節大敗を喫したマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は3-0でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を下し、プライドを取り戻した。

 ユナイテッドは先週、ホームでリバプール(Liverpool FC)に0-5で敗れ、オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督の今後についてさまざまな臆測が飛び交う中敵地に乗り込んだが、指揮官の窮地を救った。

 前半にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が決めた見事な一撃、そして後半にエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の巧みなフィニッシュとマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が決めたゴールでマンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差を3に縮め、5位に浮上した。

 スールシャール監督は、ラシュフォードとメイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)を外して、ベテランのロナウドとカヴァーニを初めて前線で組ませて、復帰したラファエル・バラン(Raphael Varane)、ハリー・マグワイア(Harry Maguire)とビクトル・リンデロフ(Victor Lindelof)が並ぶスリーバックを選択した。

 スールシャール監督は一息ついたものの、就任以降リーグ戦10試合で5度の敗戦を喫しているトッテナムのヌーノ・エスピリト・サント(Nuno Espirito Santo)監督にかかるプレッシャーはますます大きくなっている。

 トッテナムは枠内シュートを1本も打てず、今季リーグ戦で1ゴールにとどまっているハリー・ケイン(Harry Kane)は、試合の中で消えていた。(c)AFP