【10月31日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は30日、第10節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の2得点などで5-2とウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)を下し、ドイツカップ(German Cup 2021-22)の惨劇から立て直し、首位を維持した。

 3日前に同大会2回戦のボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)戦に0-5で大敗したバイエルンは、レワンドフスキのPKで先制すると、同選手がFKからゴールを決めて序盤で2点を先制した。

 リロイ・ザネ(Leroy Sane)、キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)も得点者に名を連ねたバイエルンに対し、ウニオンは原口元気(Genki Haraguchi)のパスからニコ・ギーセルマン(Niko Giesselmann)が1点を返し、ユリアン・リエルソン(Julian Ryerson)もゴールを挙げた。

 バイエルンの主将マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は「2点取られたのはいら立たしいが、立ち直った姿を見せられたのは良かった」とコメントした。

 20-21シーズンはリーグ歴代最多得点記録となる41ゴールをマークしたレワンドフスキは、今季リーグ戦10試合で12得点を挙げている。

 けがでエースのアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)を欠くボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、ホームでケルン(1. FC Cologne)に2-0で勝利して2位を維持した。

 トルガン・アザール(Thorgan Hazard)とハーランドの代役シュテフェン・ティゲス(Steffen Tigges)がゴールを記録したドルトムントは、11月3日に控える欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)のアヤックス(Ajax)戦に向け態勢を整えた。

 次節アウェーでバイエルンと対戦する3位SCフライブルク(SC Freiburg)は、グロイター・フュルト(SpVgg Greuther Fuerth)に3-1で勝利してリーグ唯一の無敗を守った。(c)AFP/Ryland JAMES