【10月29日 AFP】21MLBのワールドシリーズ(7回戦制)を戦っているアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)は、今プレーオフでは無敗のホームで迎える29日の第3戦でヒューストン・アストロズ(Houston Astros)を倒し、シリーズの主導権を奪い返そうとしている。

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 敵地で行われた第2戦を2-7で落とし、シリーズ1勝1敗で並ばれたブレーブスは、「トマホークチョップ」と呼ばれるファンの応援も味方に立て直しを目指す。

 チームを率いるブライアン・スニッカー(Brian Snitker)監督は、「現実的には(敵地で)2勝したいところだった」としつつ、「しかし、シリーズを分け合ってホームに戻ることができたのは上出来でありプラスだ」とコメント。本拠地での試合についても、「雰囲気は最高だ」と期待を寄せている。

 今プレーオフのホームゲームでは5勝0敗を誇るブレーブスだが、1996年と1999年のワールドシリーズでは本拠地で計5連敗を喫している。

 本拠地名物の「トマホークチョップ」は米先住民に対する侮辱だとして一部で物議を醸しているが、米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド(Rob Manfred)コミッショナーは今週、ブレーブスというチーム名とトマホークチョップを擁護。「(アトランタ<Atlanta>の先住民は)チョップを含めて全面的にブレーブスの取り組みを支持している。私としては、これでその話は終わりだ」と話した。

 これに対し、米国最大の先住民組織であるアメリカインディアン国民会議(NCAI)の議長は、団体として球団側に再三抗議していると主張。「先住民はマスコットではない。『トマホークチョップ』のような品位を落とす応援は、われわれの特性を奪い傷つけるもので、米国社会では一切受け入れられない」と述べ、コミッショナーの言い分を否定した。

 MLBでは7月、クリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)が長年親しまれてきたニックネームを取り下げ、来季からクリーブランド・ガーディアンズ(Cleveland Guardians)としてスタートすることになっている。

 第3戦の先発投手は、ブレーブスが23歳の右腕イアン・アンダーソン(Ian Anderson)、アストロズがベネズエラ出身で24歳の右腕ルイス・ガルシア(Luis Garcia)の予定。ワールドシリーズで両チームともルーキーが先発するのはわずか8回目で、2006年の後ではこれが初めてとなる。(c)AFP