【10月29日 AFP】インターネット交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)が28日に社名を「メタ(Meta)」に変更すると発表したことを受け、ツイッター(Twitter)が大喜利状態となり、企業や個人だけでなく同社までもが参加している。

 社名変更は同社のスキャンダルから世間の目をそらすことが狙いだとの批判の声もあるが、少なくともネットユーザーは大喜利のお題として歓迎している。

 ハンバーガーを主力商品とする米ファストフード大手ウェンディーズ(Wendy's)は発表後間もなく「社名をミート(Meat、肉)に変更する」とツイート。ツイッターのプロフィル上でだけだが、言葉通りに実行した。

 ユーザー名@NicoTheMemeDudeさんが「ミート」とインターネット上の仮想現実空間「メタバース」をかけて「これはミータバース(Meataverse)の始まりなのか?」と投稿すると、ウェンディーズは「メタいね」と返信した。メタいとは、物語の登場人物が読者の視点で発言することを意味する。

 フェイスブックからアカウント名を変更した@Metaは、肉のミートと同じ発音の「meet」とかけて「Nice to meat you, @Wendys」とツイートした。

 社名変更後もSNSのフェイスブックの名称は変わらないが、@careawareさんは「メタをやってるなんて誰にも言えない。覚せい剤(のメタンフェタミン)をやってるみたいだ」と記した。

「メッタ・ワールドピース(Metta World Peace)」として知られる元NBA選手も騒動に巻き込まれた。

 @darrenrovellさんは「フェイスブックの新しいフルネームはメタ・ワールドピース(Meta World Peace)だ」と投稿した。

 @MylesMaNJさんが「メッタといえば@MettaWorld37に決まってるだろ」と同選手に言及すると、本人が「lol(大爆笑の意)」と返信した。

 @JohnRush32さんは「ツイッターでフェイスブックについて投稿してるみんなはメタいね」と投稿した。(c)AFP