【10月28日 AFP】試合中に乱闘が発生して中止となっていた21-22フランス・リーグ1第3節、ニース(OGC Nice)対オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦の再試合が27日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

 中立地であるトロワ(Troyes)で無観客での開催となった再試合は、アミーヌ・グイリ(Amine Gouiri)のゴールでニースが6分に先制するも、前半終了間際にディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)がネットを揺らしマルセイユが追いついた。

 8月22日に行われた最初の試合ではホームのニースが1-0とリードしていたが、75分に観客席から投げ込まれたペットボトルがCKを蹴ろうとしていたパイェに直撃。ピッチに倒れたパイェがペットボトルを客席へ投げ返すと、これに怒ったファンがピッチに侵入し、選手やスタッフ、観客、警備員が入り乱れたもみ合いが始まった。

 試合は1時間以上にわたって中断となっていたが、マルセイユ側がピッチに戻ることを拒否したため、日付が変わる少し前に中止が決まった。

 最終的にニースには、リーグ側から勝ち点1の剥奪処分が下っていた。(c)AFP