【10月27日 AFP】21-22イタリア・セリエAは26日、第10節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)の得点でトリノ(Torino FC)を1-0で下し、暫定ながら首位に浮上した。

 本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で迫力を欠いたミランだったが、夏に加入したFWジルーが14分に今季4ゴール目をマークし、見どころを欠く一戦をものにした。

 2位ナポリ(SSC Napoli)に3ポイント差をつけたミランだが、28日に行われるボローニャ(Bologna FC)とのホームゲームに同チームが勝利すれば順位は再び入れ替わる。

 決勝点を挙げたジルーは「とてもうれしい。序盤は良いパフォーマンスを見せ、その後はトリノにチャンスを多くつくらせなかった」とコメントした。

 損失額が9640万ユーロ(約127億5000万円)に半減したと同日に発表していたミランは、これでリーグ戦6連勝となった。

 続出していた負傷者が徐々に復帰しているミランだが、本来のパフォーマンスからは程遠く、トリノに決定機を決められていれば勝ち点1しか得られなかったかもしれない。(c)AFP/Terry DALEY