【10月26日 CGTN Japanese】中国最高人民検察院(最高検)の公式サイトが25日に明らかにしたところによりますと、中国兵器工業集団有限公司の尹家緒(Yin Jiaxu)元董事長に収賄の疑いがあり、親せきや友人のために不正な利益をむさぼった容疑について国家監査委員会による調査が終わり、検察機関に移送、起訴されました。

 先日、最高人民検察院は法によって、収賄、親せきや友人のために不法に不当な利益をむさぼった疑いで尹家緒元董事長を逮捕すると決定しました。現在、この件は処理中です。尹家緒元董事長に対する調査は今年4月4日から始まりました。

 調べによりますと、尹元董事長は中央政府の規定を無視し、長期的にゴルフ会員権を持ち、ゴルフに夢中になり、規定に違反して礼金を受け取り、公正な公務執行に悪影響を及ぼす可能性のある宴会や観光の接待を受けていました。私利私欲で家風を汚し、職権を乱用して、親族が規則に違反して商売に従事し、巨額の利益を得ることを支持・放任しました。巨額の国有資産の損失に対して主な指導責任を負うと判断されました。

 公開された履歴書では、尹家緒元董事長は1956年4月に生まれ、重慶の出身で、2013年に中国兵器工業集団有限公司の董事長に就任、2018年に退任しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News