【10月26日 AFP】男子テニスで急成長を遂げている18歳のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)は25日、今年の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2020-21)でスペイン代表メンバーに選出され、さらに注目を集めることになった。

 世界ランキング42位のアルカラスは9月、全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)の男子シングルスでこの58年間では最年少の記録でベスト8入りを果たしたが、準決勝では太ももを痛めて途中棄権した。

 セルジ・ブルゲラ(Sergi Bruguera)監督が率いるスペインは、トップ20に入るパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)とロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)に加え、衰えを知らない40歳のフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)、そしてマルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers)をメンバーに選出した。

 一方、元世界1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)は、足のけがを理由に8月にシーズンを終了しており、チームは同選手不在で戦うことになる。

 計18か国で争われる今年のデビスカップ決勝ラウンドは、スペインの首都マドリードのほか、オーストリア・インスブルック(Innsbruck)とイタリア・トリノ(Turin)で来月25日から12月5日まで開催される。(c)AFP