【10月25日 CGTN Japanese】2022年北京冬季五輪・パラ大会が北京市内、北京郊外の延慶区(Yanqing)、河北省(Hebei)の張家口市(Zhangjiakou)の3つの会場に分かれて開催されるのに合わせ、選手村も3カ所で整備され、これまでにすべての部屋が完成しました。

 北京市内の選手村は東西2つのエリアに分かれており、計20棟のマンションで構成。冬季五輪の開催期間中には、東西両エリアから9棟ずつ、合わせて18棟がオープンし、提供される居室は2234室、ベッド数は2338台に達します。なお、冬季パラ大会では西エリアの9棟のみを利用し、1040室が利用可能となります。

 北京冬季五輪組織委員会選手村部の生活サービス部門の責任者によりますと、北京冬季五輪は持続可能な開発と簡素な運営という理念のもと、選手村に設置されたすべての家具や装飾品はレンタルにより調達されています。いま、市場で人気のあるサイズや仕様のものが選ばれ、閉会後はカンファレンスや宿泊業界に引き渡され、また、その建物は、北京市の優れた人材に貸し出される「人材マンション」へと生まれ変わるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News