【10月23日 CGTN Japanese】北京冬季オリンピックのそり競技は北京市北部の延慶区(Yanqing)にある国家スライディングセンターで行われます。同センターは「雪遊龍」と呼ばれています。「雪遊龍」の呼び名はコースの形にちなんだものです。会場は角度、傾斜の異なる16のカーブを有し、見下ろせばあたかも尾根の上を昇りあがる遊龍のようです。

 コースは全長約1.9キロで、世界で17番目、アジアでは3番目、中国では初の競技コースとなります。2020年10月にコースの製氷が完了した後、国家チームがここに住み込みトレーニングを行っています。北京冬季オリンピックの競技場として迎えた初の国家チームでした。

 北京冬季オリンピック組織委員会の計画によりますと、冬季オリンピックの各競技の流れをチェックし、選手にコースを知る機会を与えるため、10月5日から11月22日まで、同センターでは、ボブスレーとスケルトンの国際トレーニング週間、タイムトライアル、リュージュの国際トレーニング週間とワールドカップなど五つのテストイベントを行っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News