【10月25日 AFP】ロードレース世界選手権(WGP 2021)第16戦エミリア・ロマーニャGPは24日、MotoGPクラス決勝が行われ、モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)が、総合2位につけるドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)のリタイアを受け、初の総合優勝を果たした。

 今季はこのレースを含めて3戦を残す中、52ポイント差でクアルタラロを追いかけていたバニャイアはトップで悠々とレースを展開していたが、残り4周でクラッシュした。この結果、22歳のクアルタラロはバニャイアとのポイント差を65に広げ、仏勢として初の王座を獲得した。ヤマハ勢としても優勝は2015年以来となった。

 伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対してクアルタラロは「このような形での優勝は望んでいなかったけれど、ほかのレースでは勝った」とすると、「信じられないようなことが起きている。今年、これだけのパフォーマンスができたのは、追い込んでくれたペッコ(バニャイアの愛称)のおかげだと思う。本当にうれしい」とコメントした。

 クアルタラロはMotoGPクラス参戦3年目で、ペトロナス・ヤマハSRT(Petronas Yamaha SRT)で2年を過ごした後、今季からファクトリーチームに加入。16戦中5勝を挙げ、表彰台入りは10回を数えた。

 この日は15番手からスタートし、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が制したレースを4番手で終えた。

 2位にはレプソル・ホンダのポル・エスパルガロ(Pol Espargaro、スペイン)、3位にはエスポンソラーマ・レーシング(Esponsorama Racing)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)が続いた。(c)AFP