【10月4日 AFP】ロードレース世界選手権(WGP 2021)第15戦米国GPは3日、MotoGPクラス決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が通算7回目の大会制覇を飾った。

 予選3番手のマルケスはスタートでトップに立つと、そのまま積極的に攻め続け、得意とするサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(Circuit of The Americas)で自身の力を改めて証明した。

 年間首位に立つモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)が2位、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が3位に入った。

 クアルタラロはマルケスを相手に優勝のチャンスは全くなかったが、年間順位では2位バニャイアとの差を52ポイントに広げた。

 シーズンは残りわずか3レースで、1レースで獲得できるのは最大25ポイントであることを考えると、クアルタラロは初の総合優勝に手が届くところへ来ている。(c)AFP