【10月24日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは23日、第9節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は7-0でノリッジ・シティ(Norwich City)に大勝し、2位に2ポイント差の首位に立った。

 本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でメイソン・マウント(Mason Mount)がハットトリックを記録した欧州王者チェルシーは、ロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)とティモ・ヴェルナー(Timo Werner)の両ストライカー不在を難なく乗り切った。

 8分に先制点を挙げたマウントは、ベン・ギブソン(Ben Gibson)が退場したノリッジから終盤にさらに2点を追加した。

 カラム・ハドソン・オドイ(Callum Hudson-Odoi)やリース・ジェームズ(Reece James)、ベン・チルウェル(Ben Chilwell)も得点者に名を連ねたチェルシーは、マックス・アーロンズ(Max Aarons)のオウンゴールでもう1点を奪った。

 開幕9試合で2ポイントの獲得にとどまり、得失点差がマイナス21となっているノリッジは、1年でのチャンピオンシップリーグ(2部)復帰が現実味を増している。

 一方、フィル・フォーデン(Phil Foden)が躍動したマンチェスター・シティ(Manchester City)は4-1でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)を下し暫定2位につけた。

 王者シティは、敵地アメックス・スタジアム(Amex Stadium)で貫禄のパフォーマンスを披露し、リーグ連覇への決意を示した。

 シティは12分、相手GKロベルト・サンチェス(Robert Sanchez)に圧力をかけてミスを誘うと、最後はイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)が先制点を挙げた。

 さらにシティは28分、ベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)がカウンターの口火を切ると、ジャック・グリーリッシュ(Jack Grealish)の低いクロスに最後はフォーデンが合わせて加点。

 その3分後、グリーリッシュのシュートのこぼれ球からガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)が放ったシュートがフォーデンに当たりゴールに吸い込まれたシティは、アレクシス・マック・アリスター(Alexis Mac Allister)のPKで1点を返されて迎えたアディショナルタイムに、フォーデンのパスからリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)が4点目を挙げた。

 リバプール(Liverpool FC)は24日、敵地でライバルのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に勝利すれば、チェルシーと1ポイント差の2位を維持することができる。(c)AFP/Kieran CANNING