【10月22日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は21日、体調不良のため欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)のベンフィカ(Benfica)戦で指揮しなかったユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督が、新型コロナウイルス検査で陽性だったと発表した。

 ナーゲルスマン監督は、4-0で勝利したベンフィカ戦の指揮を見送ったため、この一戦ではアシスタントコーチのディノ・トップメラー(Dino Toppmoeller)氏らがチームを指揮していた。

 バイエルンによれば、ナーゲルスマン監督はワクチンの接種を完了していた。

 チームは11月の代表ウイークまで過密日程になっており、今後2週間で5試合を控えているが、復帰時期については明かされていない。

 なお、独バイエルン(Bavaria)州の現在の規則では、陽性者に対して2週間の自宅隔離が義務付けられている。

 リロイ・ザネ(Leroy Sane)の2得点などで、指揮官不在でも勝利できることを証明したグループE首位のバイエルンは、2位との勝ち点差を5に広げた。

 2位と1ポイント差でリーグ戦でも首位に立っているバイエルンは、23日にホームで1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)と対戦する。(c)AFP