【10月22日 AFP】サッカーヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)は21日、グループC第3節が各地で行われ、ASローマ(AS Roma)はノルウェー王者のボードー/グリムト(FK Bodo/Glimt)に1-6で大敗した。

 イタリアメディアが報じたところによれば、敵地で敗れたローマのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は「この選手たちを起用すると決めた私の責任」と語った。

 ローマのキャプテンを務めるロレンツォ・ペレグリーニ(Lorenzo Pellegrini)は、今回の黒星を「恥」で「屈辱」だと評した。

 しかしモウリーニョ監督は、開幕8連勝でイタリア・セリエAの首位に立つナポリ(SSC Napoli)との週末の一戦を見据えていたとみられる。

 モウリーニョ監督は「もし1軍を起用していたら誰かがけがをしたかもしれない。そうなれば日曜日のナポリ戦では4、5失点を喫するかもしれないし、きょうの采配も間違っていたと思われるはずだ」とコメントした。

「ボードーがきょうピッチに送り出したチームは、われわれの2軍よりも質が高かった」

 一方、モウリーニョ監督が昨季まで率いていたグループGのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)も、アウェーでフィテッセ(Vitesse Arnhem)に0-1で敗れた。

 トッテナムのヌーノ・エスピリト・サント(Nuno Espirito Santo)監督は、ハリー・ケイン(Harry Kane)や孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)、クリスティアン・ロメロ(Cristian Romero)、ウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)といった主力を遠征メンバーから外し、前の試合から先発を全員入れ替えた。(c)AFP