【9月17日 AFP】サッカーヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)は16日、グループG第1節が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は途中出場のピエール・エミール・ホイビュルク(Pierre-Emile Hojbjerg)が同点弾を挙げ、アウェーでレンヌ(Stade Rennes FC)と2-2で引き分けた。

 ロイク・ベード(Loic Bade)のオウンゴールで先制したトッテナムだったが、フラビアン・テ(Flavien Tait)に同点弾を許すと、72分にはガエタン・ラボルド(Gaetan Laborde)に逆転ゴールを決められた。

 ホイビュルクのゴールですぐさま追いつき2-2で試合を終えたトッテナムだが、前週末のイングランド・プレミアリーグでクリスタルパレス(Crystal Palace)に0-3で完敗したことを考慮すると、ドローは好結果になった。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)に続く第三の欧州カップ戦として今季から始まったカンファレンスリーグには、欧州の各主要リーグから1クラブずつが出場している。

 イタリア・セリエAからグループCに入ったASローマ(AS Roma)は、CSKAソフィア(CSKA Sofia)に先制されながらも5-1で大勝した。

 キャプテンを務めるロレンツォ・ペレグリーニ(Lorenzo Pellegrini)が2得点を挙げたローマは、ステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)やジャンルカ・マンチーニ(Gianluca Mancini)、タミー・アブラハム(Tammy Abraham)にもゴールが生まれた。

 グループEに入ったドイツ・ブンデスリーガ1部のウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)は、アウェーでスラビア・プラハ(Slavia Prague)に1-3で黒星を喫している。

 本来であればビジャレアル(Villarreal CF)は今季カンファレンスリーグに出場するはずだったが、昨シーズンのヨーロッパリーグで優勝してチャンピオンズリーグの出場権を獲得したため、スペイン1部リーグからの参加クラブはゼロという状況になっている。

 また、ジブラルタルのクラブとして初めて欧州カップ戦の本戦に進出したグループFのリンカーン・レッドインプス(Lincoln Red Imps)は、ホームでPAOK FCに0-2で敗れた。(c)AFP/Andy SCOTT