【10月22日 AFP】テニス、クレムリン・カップ(Kremlin Cup 2021)は21日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は7-5、6-7(4-7)、3-6でフランスのアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino)に敗れた。

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 世界ランク6位のルブレフは、マッチポイントを1本握りながらもしのがれ、逆転負けした。

 一方、2019年大会の決勝でルブレフに敗れたリベンジを果たした33歳のマナリノは、試合後のオンコートインタビューで「2年を経て、状況はがらりと変わっている」とコメントし、「互いに成長した。アンドレイの方がだいぶ強くなっている。自分より相手の方が実力が上でも、何だって起こり得る。きょうは少し運に恵まれた。自分のパフォーマンスにはとても満足している」と続けた。

 女子シングルス2回戦では、第3シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が6-2、1-0とリードしたところでアンナ・カリンスカヤ(Anna Kalinskaya、ロシア)が途中棄権したことにより、準々決勝に勝ち進んだ。

 これでサッカリは、女子のギリシャ勢では史上初めてシーズン最終戦のWTAファイナルズ(2021 WTA Finals)の出場権を獲得した。

 メキシコ・グアダラハラ(Guadalajara)で開催される同大会のシングルスでは、他にアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)、アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)、バルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)、カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が出場を決めている。(c)AFP