【10月22日 AFP】サッカー元フランス代表、マチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)の「セックステープ」に関連した恐喝事件で、共犯として起訴されている現同代表のカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)被告に対し、フランス検察は21日、執行猶予付きの禁錮10月を求刑した。

 ベンゼマ被告は2015年に当時代表のチームメートだったヴァルブエナから金銭を脅し取ろうとしたとして、他4人と共に裁判にかけられている。

 事件をきっかけに約5年半にわたって代表を追放されていたベンゼマ被告は、これまで罪を一貫して否定。性行為を映した映像の流出を恐れるヴァルブエナから相談を受けたという被告は、チームメートを陥れるのではなく、状況を脱する手助けをしようとしただけだと主張している。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属する33歳のベンゼマ被告は、パリ郊外のベルサイユ(Versailles)で開かれている裁判を欠席している。(c)AFP/Leo MOUREN and Clare BYRNE