【10月22日 AFP】第50回世界体操競技選手権（50th FIG Artistic Gymnastics World Championships）は21日、福岡県北九州市で女子個人総合決勝が行われ、ロシア体操連盟（RGF）のアンジェリーナ・メルニコワ（Angelina Melnikova）が米国勢2人を抑えて金メダルに輝いた。

　東京五輪の同種目で銅メダルを獲得したメルニコワは、合計56.632点で優勝。米国のリアン・ウォン（Leanne Wong）が56.340点で2位、同国のケーラ・ディチェロ（Kayla DiCello）が54.566点で3位に入った。

　今大会では米国のシモーネ・バイルス（Simone Biles）ら多くのトップ選手が出場を見送った。

　一方、予選4位で決勝進出を決めていた畠田瞳（Hitomi Hatakeda）は、20日の練習で首に重傷を負い棄権を余儀なくされた。同選手は段違い平行棒の練習中に落下し、中心性脊髄損傷と頸椎（けいつい）打撲と診断された。(c)AFP/Andrew MCKIRDY