【10月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は491万9395人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億4195万7600人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 20日には世界全体で新たに8774人の死亡と45万7817人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3222人。次いでロシア(1036人)、ウクライナ(546人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに73万1265人が死亡、4521万9067人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万4228人、感染者数は2168万488人。以降はインド(死者45万2811人、感染者3412万7450人)、メキシコ(死者28万5347人、感染者376万7758人)、ロシア(死者22万7389人、感染者813万1164人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの606人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(343人)、北マケドニア(336人)、モンテネグロ(326人)、ブルガリア(325人)、ハンガリー(315人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が151万1752人(感染4561万9755人)、欧州が136万4060人(感染7169万4354人)、アジアが85万9373人(感染5528万6174人)、米国・カナダが75万9875人(感染4690万7524人)、アフリカが21万6157人(感染845万921人)、中東が20万5600人(感染1376万6911人)、オセアニアが2578人(感染23万1967人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP