【10月21日 AFP】ラグビー日本代表は21日、オーストラリア代表戦に臨む先発メンバーを発表し、前主将のリーチマイケル(Michael Leitch)に代わって代表デビューとなるベン・ガンター(Ben Gunter)が名を連ねた。

 代表戦70キャップを誇るリーチがリザーブに入る中、オーストラリア出身のガンターは、新主将のピーター・ラブスカフニ(Pieter Labuschagne)のパートナーとなり、バックローには姫野和樹(Kazuki Himeno)も入った。

 ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)は「スピードのあるゲームができる」技術を持つルーズフォワードを求めており、ガンターはその「可能性を秘めている選手」と評した。

 一方で指揮官は、リザーブのリーチが重要な役割を担うことになるともコメントしている。

 リーチの後任となった南アフリカ出身FLのラブスカフニについてジョセフHCは、すでに印象を残していると話し、「彼は自分のやり方を見つけつつある。どういったリーダーになるのかをパフォーマンスで示してくれるだろう」と続けた。

 また、SOには田村優(Yu Tamura)に代わって松田力也(Rikiya Matsuda)が入っている。

 2019年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)以降では3試合目の試合に臨む日本にとって、23日に行われる大分での一戦は、同大会の準々決勝南アフリカ戦以来となるホームでの戦いとなる。

 オーストラリア戦に臨む日本の登録メンバーは以下の通り。

先発メンバー:稲垣啓太(Keita Inagaki)、坂手淳史(Atsushi Sakate)、具智元(Jiwon Gu)、ジャック・コーネルセン(Jack Cornelsen)、ジェームス・ムーア(James Moore)、ベン・ガンター、ピーター・ラブスカフニ、姫野和樹、流大(Yutaka Nagare)、松田力也、シオサイア・フィフィタ(Siosaia Fifita)、中村亮土(Ryoto Nakamura)、ラファエレティモシー(Timothy Lafaele)、レメキロマノラヴァ(Lomano Lava Lemeki)、セミシ・マシレワ(Semisi Masirewa

リザーブメンバー:庭井祐輔(Yusuke Niwai)、クレイグ・ミラー(Craig Millar)、ヴァルアサエリ愛(Asaeli Ai Valu)、リーチマイケル、テビタ・タタフ(Tevita Tatafu)、齋藤直人(Naoto Saito)、田村優、ディラン・ライリー(Dylan Riley

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