【10月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は20日、グループH第3節が各地で行われ、前節ユベントス(Juventus)に敗れたチェルシー(Chelsea)は、ジョルジーニョ(Jorginho)がPKを2本決めるなど4-0でマルメFF(Malmo FF)に快勝し、連覇に向けて態勢を立て直した。

 しかしチェルシーは23分、この試合1本目のPKを獲得したロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)が足を引きずりながら途中交代となり、雨のスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)での勝利に水を差した。

 ルカクがピッチを去る前にアンドレアス・クリステンセン(Andreas Christensen)のゴールで先制していたチェルシーは、カイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)も得点者に名を連ねて4点を奪ったが、前半終了間際にはティモ・ヴェルナー(Timo Werner)も負傷交代した。

 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「ロメルーは足首をひねり、ティモは筋肉とハムストリングを痛めた。彼らは数日離脱すると踏んでいる」と話すと、「多くの試合があるので今は解決策を見つけなければならない。言い訳はできない」 と前を向いた。

 グループHは、同日終盤に途中出場のデヤン・クルゼフスキ(Dejan Kulusevski)のヘディングでFCゼニト(FC Zenit)に1-0で勝利して3連勝を飾ったユベントスが首位に立ち、チェルシーが3ポイント差で2位につけている。(c)AFP