【10月20日 CGTN Japanese】陝西省西安市政府は18日、記者会見を開き、16日に陝西省外から訪れた上海観光客2人がPCR検査で陽性が確認された後、同じ観光ツアーのその他のメンバーに対して検査したところ、5人が陽性であることが分かり、先に確認された2人を含め、1人が無症状感染者で、6人は感染が確認され、一行は9日から15日にかけて、甘粛省や内蒙古をマイカーで観光したと発表しました。

 寧夏ホイ族自治区銀川市衛生健康委員会の公式サイトも18日、このツアーに同行した1人について、銀川市で感染が確認されたと報告しました。これを受けて、国家衛生健康委員会と国家疾病予防制御局はすでに内蒙古や甘粛、陝西、寧夏にそれぞれ専門家チームを派遣し、現地で感染症の対応活動に取り組んでいるということです。

 また、北京市豊台区では19日、新たに1人の感染が確認されました。この感染者は銀川市で確認された感染者の濃厚接触者です。北京市豊台区は直ちに感染症応急状態に入りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News